ナポリタンの必要条件は、ピーマンである、あれ?必要条件だっけ? 十分条件だっけ?
と調べると、命題「PならばQである」成り立つとき、QをPの必要条件というとのこと。
え?PはピーマンのP? じゃあQはなに?・・と、とにかくナポリタンを作ろう。
トマトとタマネギとピーマンとベーコン、冷蔵庫に半端に残ったひき肉、で次に問題なのが、
ケチャップを入れるかどうか。
「ナポリタンにはケチャップが必要」という多数派を占める「ケチャップ原理主義」に反抗して、
塩、コショウ、トマトペーストで、あっさりめに仕上げる。アルデンテの麺をソースの中で炒めて、
ちょっと柔らかめにするのが美味しい。(これがまた論争を呼ぶのだが・・・)
「ナポリにないものが果たしてナポリタンなのか?」という「ナポリタン懐疑派」の方にも
「すべてのパスタをナポリタンに!」という「汎ナポリタン主義」の方にも意外と好評。
「粉チーズはたっぷり」というのは党派、思想を超えた願いである。
■作り方
1.角切りのベーコン、スライスしたタマネギ、ピーマン、刻んだトマトなどを炒める。
2.アルデンテのパスタを入れ、フライパンの中の水分を吸わせる感じで暫く炒める。
3.塩、コショウで味を整える。(あなたが「ケチャップ原理主義者」ならここでケチャプを投入すべき)
4.皿にもって粉チーズをたっぷり。